運転×旅の教科書

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【安全運転解説】脇道からクルマが急に・・・事故を防ぐには、相手の顔とタイヤを観察しよう!

脇道からこちらへ出ようとしているクルマに遭遇したらやること

 

こんにちは。ドラゾです。

今日は安全運転のお話を少しさせて下さい。

 

突然ですが皆さんはこんな場面、運転中に良く遭遇しませんか?

 


自分が走行している車線の横道から、こちらへ出ようとしているクルマ。

 

この状況、たまに冷や冷やしませんか?

 

「このクルマ急に飛び出してこないかな?」

「ちゃんとこっちを認識してるのかな?」

 

この脇道から出てきたクルマが、自分の目の前に飛び出してきて・・・

そんな事故もあります。

 

(このクルマは飛び出してくる)かもしれない運転を心がけよう!

世間一般ではこう言われているものの、具体的には何をしたらいいのか?

 

今日はそんな疑問にお答えします。

 

  • かもしれない運転をあまり意識していなかった方
  • 過去にクルマの飛び出しで怖い目に遭った方
  • 安全運転をもっと徹底したい方

 

ぜひ最後まで読んでいただければ嬉しいです!

 

■目次

 

ステップ1. 相手の顔を見よう!

                     Photo by Benjamin Wedemeyer on Unsplash

脇道から、こちらの本線に出たがっているクルマを見かけたら

まず最初にやるべきことは、運転手の顔をみることです。

 

相手は、自分が走っている本線に出たがっているのですから

脇道から合流できるタイミングを見計らっています。

 

この時、クルマが来ていないか確認するために

こちらに顔を向けるはずです。

 

顔を向けている=あなたのクルマを認識しているという考えを持ちましょう。

 

これが、

横道からクルマが飛び出してくるかこないかの1つの指標になります。

 

この時お互いに、しっかり顔を認識しあえる相手だった場合、

自分の前に飛び出してくる確率は低いといえます。

気を緩めて良いわけではありませんが・・・

 

反対に、相手が顔をこちらへ向けない場合

 

顔を向けない=あなたを認識していない可能性が高いです。

 

こんな運転手が横から出てきたら要注意!

脇道からこちらへ合流しようとしているクルマがいた場合、運転手の顔を見ます。

 

このときに、相手運転手がこんな行動をしていたら

あなたを認識していないかもしれません。

 

  • 顔が反対方向ばかり向いていて、一向にこちらに顔が向かない人
  • スマホやカーナビを注視している人
  • 同乗者と会話をして盛り上がっている人
  • きょろきょろしている人

 

  • 顔がこちらを向いていない人、カーナビやスマホを注視している人

この人たちは、こちらを認識してくれていない可能性が非常に高いです。

 

自分とは逆方向から来るクルマや自転車を気にし過ぎていて

完全にこちらに顔を向けて確認するのを怠っている人がいます。

 

こちらを完全に認識していない、というか認識するのを忘れているので

あなたの目の前に飛び出してくる可能性があります。

 

あとはカーナビやスマホを見ながら運転している人・・・

危険運転なのでもう論外ですが、こういう人がいるのも現実です。

 

もしかしたらフッと自分の目の前に飛び出してくるかも・・・

 

後続車の状況などを確認しながら、減速する準備 or 減速しましょう。

 

  • きょろきょろしている人

初心者なのか、道に迷ったのか。

運転で緊張状態の可能性があります。

 

きょろきょろなので、こちらを一瞬でも見ていますが

車間距離の目測を誤って、自分の前に飛び出してくるなどが考えられます。

 

1.3 顔をみることは信号確認と一緒

横道からでてくるクルマの運転手の顔を認識することで

相手の情報を読み取ることができます。

 

これは

危険回避のための(横から飛び出してくる)かもしれない運転に欠かせません。

 

標識や信号以外にも、

人間の表情や行動という情報を読み取る運転を心がけましょう!

 

しかし、雨の日や、夜間の暗い道などでは

相手車の運転手の顔を認識できないことがあります。

 

そんな場合はどうすれば良いのでしょう?


ステップ2:タイヤの回転を観察しよう!

                     Image by Mikes-Photography from Pixabay

雨の日や、夜間の暗い道などでは

運転手の顔を認識できない=情報を読み取れない ことがあります。

 

そんな時は、人間ではなくクルマのタイヤの回転を観察しましょう!

 

正確にはホイールを見るのが正しい解釈ですが、

分かりやすくタイヤと言っておきます。

 

とにかくあのクルマの下に付いて転がっている、あの丸い部品を見て下さい。

 

これにより、自分の前に飛び出してきそうなクルマの

兆候を読み取ることができます。

 

自分のクルマが接近しているにも関わらず、

タイヤが回転している or 回転の勢いが弱まらないクルマ=停止する意思がない

とみなすことができます。

 

つまり相手のクルマが、

 

動いているかどうか?=止まる気があるかどうか?

 

をタイヤの動きで見極めようということです。

 
なぜタイヤなのか?

 

クルマを運転している時、景色は前から後ろへ流れていきます。

 

そんな状態だと、横から出てくるクルマ

すなわち横方向に動いているクルマ全体の動きを

人間の視野ではうまく感知できません。

 

加速しているのか?減速しているのか?そもそも止まっているのか?

 

走りながらだと、自分は前から後ろへ流れていく景色に囲まれているため

横方向に動く脇道車の正確な情報をキャッチできないのです。

 

その点、タイヤは回転運動。

 

前から後ろへ景色が流れている状況の視界でも

回転しているかいないか?回転速度はどれくらいか?がハッキリわかります。

 

説明が下手で申し訳ないのですが

皆さんも試してみてください。

 

脇道から出てくるクルマを認識したら

クルマ全体の動きを眺めるより、

タイヤの回転を見たほうが

そのクルマの減速具合や停止しているいないが一瞬で判断できます。

 

このタイヤを見る方法は、運転手の顔が見えない状況でも

(飛び出してくる)かもしれない運転に有効です。

 

横道から出てくる クルマのタイヤが回転しているということは

相手が自車の通過を待たずに飛び出してくるかもしれません。

 

3. まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

脇道から飛び出してくるクルマとの衝突事故は

ドライブレコーダーの映像がYoutubeにもよくアップロードされていますね。

 

ああいう事故は、運転中に良く遭遇する場面なのでとても人ごととは思えません。

 

相手がいくら悪くても、それを自分の行動でカバーし事故になるのを防ぐ。

 

そんなかっこいい運転をめざす第一歩がかもしれない運転なのかもしれません。

 

それでは!事故には気をつけて運転を楽しんでください。

 

4. おさらい

■脇道からこちらへ出ようとしているクルマに遭遇したらやること

☑ステップ1:相手の顔をみよう!

☑ステップ2:タイヤの回転を見よう!

 

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