運転×旅の教科書

さぁハンドル握って旅しよう!

【できてない人多すぎ!】クルマのウィンカーを出すタイミングを確認しよう 右左折編

こんにちは!

 

今日は僕が日ごろ気になっている

 

ある運転の間違った仕方についてモノ申す!

 

・・・というか皆さんにお伝えしようと思います。

 

もうタイトルにも出ていますが、このタイトルを読んで

 

あれっ?自分、運転してるとき右左折の時ウィンカーどう出してるっけ?

 

と疑問に湧いた方、ぜひこの記事を読んでいってください!

 

1. おさらい

まず前回の記事おさらい。

 

unten-travel.com

 

前回こちらの記事で

 

運転がつまらなくなるような運転はしない!

 

という安全運転、楽しい運転に繋がる方法を提案させていただきました。

 

その方法は

 

・周りのクルマを見て、「自分が危ないと思う/疑問に思う運転」を観察する

・その運転を反面教師にし、自分がしていないか意識しながら運転する

 

この2つがポイントでした。

※詳細は上記過去記事をご参照ください<(_ _)>

 

そしてこの方法を提案するきっかけとなった出来事が

 

ある日運転していた時の

前走車のウィンカーの使い方に疑問を持ったことでした。

 

今日はこの

「ウィンカーの使い方」

について僕なりの考えを発信し、

 

少しでも皆さんが、自分の安全運転レベルを向上させるきっかけになればと思っています。

 

2. そもそも「ウィンカーとは??」 ~道路交通法の扱い~

2-1. ウィンカーの正式名称は?

そもそもさっきから言ってる

「ウィンカー」とは何なのでしょう?

 

クルマを運転する時

当たり前のように使いすぎていて、あまり深く考える機会ってないですよね。

 

「ウィンカー」は道路交通法・日本語的な正式名称は

 

「方向指示器」

 

教習所の教本などでも、この名称で統一されています。

 

右左折や車線変更の時、つまりクルマが進路方向を変えるときに

 

これから進路を変える方向を、周囲に指示する機器ということですね。

 

「指示」というと、

相手に「あっちへ行け!」と指図するイメージもありますが

 

ここでいう「指示」とは

 

文字通り「指で指し示す」こと

 

つまり

 

「自分はあっちの方向へ行くぞ!」

 

と相手に宣言する「指示」という解釈ですね。

 

2-2. 道路交通法での「方向指示器」の扱い

 

この方向指示器(ウィンカー)の右左折時またはUターン時の使い方について

道路交通法ではこう定められています。

 

その行為をしようとする地点から30m手前の地点に達したとき

 

参考文献:道路交通法施行令 | e-Gov法令検索

 

つまり「ここ曲がりたい!」って

思った地点の30m手前に達したら、

方向指示器(ウィンカー)を出さなければいけないってことですね。

 

3. ウィンカーは減速予告器でもある!

上記で方向指示器あたらめウィンカーの道交法的正しい使い方は分かりました。

 

つまり30m手前でウィンカーを出さなかったら道交法違反になります。

(よっぽど悪質でなければ検挙されないでしょうが・・・)

 

前回のブログで僕が遭遇したと書いた

 

”大減速した後に左折した” 前走車は道交法違反になるのです。

 

でも僕が言いたいのは、

道交法の観点じゃなく

 

「安全運転」

 

からの観点でのウィンカーの使い方。

 

右左折やUターンする時って、その時の速度にもよりますが

その手前から必ずブレーキで減速しません?

 

僕はウィンカーはただ単に方向指示するのでなく

 

「これから曲がるためにブレーキで減速するよ!後ろのクルマの運転手さん注意してね!」

 

という意図を後続車に伝え、追突防止を図る役割もあると考えています。

 

皆さんも自分の運転を振り返ってみてください。

 

前方でウィンカーを出すクルマがいたら、

無意識のうちに

 

「あっ!曲がるのか!」

と思ってブレーキを踏む or 踏む準備をしませんか?

 

つまり

 

相手に

 

これから曲がるためにブレーキで減速するから追突注意!

 

これを促すためにウィンカーは使うべきです。

 

方向指示器は「減速予告器」でもあるのです。

 

なので

 

ウィンカーはブレーキペダルを踏む前に出す!

 

これが正しい使い方でしょう。

 

4. ウィンカーを正しく出してみよう!

上記内容を踏まえるとウィンカーの正しい使い方は

 

・30m手前から(道路交通法順守)

・ブレーキを踏む前に(ドラゾ的追突注意を促す)

 

この2つの条件をクリアするのが

真の安全なウィンカーの出し方です。

 

皆さんも普段の運転で実践してみてください!

 

・ステップ1:ルームミラーで後方確認 

・ステップ2:アクセルを離して減速の準備(ブレーキは踏まない)

・ステップ3:曲がりたい地点の30m手前 になったらウィンカーを出す

・ステップ4:ウィンカーを3回点滅したあたりでブレーキをかけ減速

 

ステップ1:ルームミラーで後方確認 

 

僕は曲がる50m手前あたりで

後方を確認するようにしています。

 

後続車があまりにも

車間距離を詰めすぎているクルマだった場合

 

ステップ3のウィンカーを出すタイミングを

少し早めるようにして

早期に減速予告を出します。

これにより追突防止リスクをさらに下げられると考えています。

 

ルームミラーを確認して

後続車が適正な車間距離の場合は

ステップ2~4をそのまま実行してください。

 

ステップ2:アクセルを離して減速の準備(ブレーキは踏まない)

 

ステップ1で後続車の車間距離を確認したら

アクセルを離してエンジンブレーキを掛けます。

 

この時ブレーキを踏んでしまうと

ウィンカーを出す前に

大きな減速をすることになりますので

後ろから追突されたり、

後続車のドライバーを驚かせてしまったり

 

つまり事故やトラブルに繋がるような

 

運転がつまらなくなる運転

 

になってしまうのです。

 

ステップ3:曲がりたい地点の30m手前になったらウィンカーを出す

 

これは道交法順守の話ですね。

 

でも正直な話、

30m手前を目測で運転中に

正確に把握できる人なんかいないです。

 

ここは目安くらいの感覚で覚えておく方が良いと思います。

 

また、走行速度によっては

ステップ3~4までを30mの距離で

完結させるのは難しいケースもあります。

 

その場合

僕はもう少し手前

40m手前あたりからウィンカーを出したりしてます。

 

ステップ4:ウィンカーを3回点滅したあたりでブレーキをかけ減速

 

十分な余裕をもってウィンカーを出したら、ブレーキをかけ減速します。

 

この時、ウィンカーを出した直後にブレーキを踏む人も結構いますが、

 

これだと結局、後続車に対する

「これから曲がるよ!注意してね!」の予告になってないのでNGです。

 

僕の経験だと、ウィンカー3回点滅くらいあると、

 

後続車のドライバーの頭の中で

 

「あっ!前のクルマ曲がるために減速するな?こっちも減速する準備しよう!」

 

と認識できます。

 

そしてウィンカー3点滅で

後続車に十分な減速予告かつ方向転換予告をした後、

ブレーキを踏み、周囲の安全確認をしてから右左折やUターンの操作に入ります。

 

5. まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

意外と無意識のうちに

後続車に不親切な右左折をしてしまっている人

結構います。

 

この記事の内容を実践して自分の運転をぜひ改善してみてください!

 

それが癖になってくると

 

ブレーキかけた後ウィンカー!

 

この運転をしている人が

街中にあふれていることに気づくはずです。

 

この運転は

場合によっては追突事故にもなりますし、

後続車をイラッとびっくりさせてしまう原因にもなります。

 

もっと言うと

後続車のさらに後ろのクルマも、

あなたがやった

ブレーキかけた後ウィンカー攻撃で

 

前のクルマが急減速⇒その後ろのクルマも急減速⇒そのまた後ろも急減速

 

なんて連鎖になってしまうこともあります。

 

これが渋滞の元になったりもします。

 

そもそも後続車が車間距離を十分にとっていれば、

前のクルマがどんなウィンカーの出し方をしようが

余裕を持って対処できます。

 

でも世の中そんな人ばかりじゃないし、

後続車のドライバーの運転の仕方をコントロールするのは不可能です!

いちいち文句を言っていたらキリがありません。

 

だから変えられるところから変えていきましょう!

変えられるところ=自分の運転 です。

 

これからもこのブログでは、

あなたの運転に気づきと成長を提供できればと思っています!

 

簡単に実践できるようステップを細かく分けて解説するスタンスも続けていきます!

 

できることからコツコツと。

 

あせらず一個一個、自分の運転を見直していきましょう!

 

それでは良いドライブを!