【できてない人多すぎ!】クルマのウィンカーを出すタイミングを確認しよう !車線変更編
こんにちは!
今日もご覧いただきありがとうございます!
前回に引き続き
今日もウィンカーの出し方についての記事となります。
前回、前々回の内容を確認していただくと
より一層、ウィンカーの使い方について理解が深まると思います!
目次の”おさらい”を確認していただき、過去記事をご参照ください!
正しいウィンカーの使い方でドライブを楽しく!
ウィンカーの出し方と楽しい運転って何が関係あるの?
と思われた方もいるかと思いますが、
ウィンカーの使い方は一つ間違えると
事故やトラブルの原因になる可能性があります。
つまりウィンカーの使い方を間違えていると
僕が提唱している、運転が楽しくなる方法
”運転がつまらなくなる運転はしない”
これに反してしまうことになります。
運転をポジティブにするために、マイナスになるようなことはしない!
ディフェンス的な考え方になります。
1. おさらい
前々回、前回の記事↓ (上から順に読むのをお勧めします)
前回の記事では、右左折時のそのウィンカーの使い方それで良いの?
という僕の考えと解釈も含め、正しいウィンカーの使い方を提案させて頂きました。
本当は車線変更編も同時に一つの記事にしたかったのですが
右左折編だけで長くなってしまったので分かりやすいように
2つに分けさせてもらいましたm(__)m
2. 今日のメインテーマ&こんな人に読んでほしい!
ということで本題。
右左折時と同じくらい
ウィンカーが多用される事例として車線変更がありますよね。
今日はこの車線変更の時のウィンカーの正しい出し方を確認していきましょう!
あれっ?自分、運転してるとき車線変更時のウィンカーどう出してるっけ?
という方や
前記事の「右左折時のウィンカーの出し方」を覚えていただいた方
ぜひ今回も最後までご覧ください。
3. 車線変更時のウィンカーの出し方 ~道路交通法の扱い~
ウィンカーの道路交通法での正式名称は
「方向指示器」
これは前回の記事でお伝えしました。
この方向指示器(ウィンカー)の車線変更時の使い方について
道路交通法ではこう定められています。
その行為をしようとする時の3秒前から車線変更が終わるまで
つまり「車線変更しよう!」と思った3秒前にウィンカーを出し、
後続車に「車線変更するぞ!」と十分に周知した後、
ウィンカーをつけたまま車線変更をし、終えたらウィンカーを消す。
これが正しい使い方ですね。
4. ウィンカーは「車線変更しました~!」の合図じゃない!
4-1. ウィンカーの車線変更時の役割
3の内容を簡単に解釈すると、車線変更時のウィンカーの役割は
これから車線変更するよ!
車線変更中です!気を付けてね!
この2つを周囲のクルマに伝えるのが本来の役割ですね。
4-2. 実際の公道の現状
実際公道を走るとどうでしょうか?
車線変更は無法地帯なのが現状です!
・1秒もウィンカーを出さずに車線変更する人!!
・車線変更ほぼ終わってる状態で初めてウィンカーを出す人!!!
・ウィンカーを出さずに車線変更する人!!!!!
とにかくこういう人が多いのが現状です・・・
車線変更がほぼ終わってる状態で初めてウィンカーを出す人
・・・えっ・・・?
そのウィンカー、「ワタクシ車線変更しました~!」アピール?
それ、事後報告やないですか・・・
ウィンカー出さないと違反だから~!
↑この認識だけで、
形式的にウィンカーを出している ”だけ” の人が多すぎるのが現状です。
このブログを読んでいただいているみなさんには、
こんな運転にならないように気を付けて頂き、
少しでも安全に楽しく目的地に到着してもらいたいのです。
5. 正しい車線変更を実践!
ではもう一度正しい車線変更時のウィンカーの出し方を確認しましょう。
正しいウィンカーの出し方は教習所で習う内容+α(ドラゾがいつも実践していること)
この2つを組み合わせると、次のステップになります。
ステップ1:ルームミラー、左右のサイドミラーで周囲安全を確認
ステップ2:十分に安全が確保されているのを確認したらウィンカーを出す
ステップ3:3秒間ウィンカーをだしたら車線変更
ステップ4:車線変更が完了したらウィンカーを消す
このステップを1つ1つ詳しく見て行きましょう!
ステップ1:ルームミラー、左右のサイドミラーで周囲安全を確認
まずは基本中の基本。ミラーを使っての周囲の安全確認から始めましょう。
ミラーの正しい使い方は周囲の安全(状況)確認です。
街中を運転していたり、運転が粗い方の隣に同乗していると
この時点で、ミラーの本来の正しい使い方をしていない方が
多く見受けられます。
周囲の安全ではなく
自分が入り込めるスペースを見つけるためにミラーを覗いている人
こんな人はいま一度、ミラー本来の役割を思い出しましょう!
ミラーで確認事項は次の通りです。
☑入りたい車線の後続車との車間距離は十分か?
☑入りたい車線の後方から速い車が来ていないか?
☑入りたい車線の先が詰まっていないか?
今回は ”車線変更時のウィンカーの使い方” が本題のため
車線変更の詳細は別記事にてお伝えさせて頂きたいと思います。
大事なのは
ミラーを使っての 安・全・確・認 です!!
この時点で安全が確保できないのであれば、車線変更は諦めるのが正解です。
あきらめたら
行きたい進路からずれてしまう!
降りたい高速出口を通りすぎてしまう!
そんなことにならないように、
ある程度の余裕をもって車線変更は準備しましょう。
ステップ2:十分に安全が確保されているのを確認したらウィンカーを出す
ミラーを使っての安全確認が終わったら
自分の車線変更したい方向にウィンカーを出します。
こ4章でもお伝えしましたが
ウィンカーを出したと同時に、車線変更する人がいます。
これはウィンカーが意味をなしていないですし、
車線変更先の後続車への車線変更予告になっていません。
こういう人は、教習所でならったことを
ルーティン化してしまっている例ですね。
教習所で習ったから!違反になるから!=ウィンカーをとりあえず出しておく
この構図が頭の中にできあがってしまっているのではないかと思います。
しっかりと
車線変更時にウィンカーを出す意味=周囲に車線変更の意思表示をして安全を促す
これを認識しましょう!
ステップ3:3秒間ウィンカーをだしたら車線変更
道路交通法に則ると、ウィンカーは車線変更の3秒前に出すのが決まりです。
なので3秒間はウィンカーを出したまま、元の車線を走り続けます。
そしてこの3秒間に、もういちどミラー確認の後
今度は車線変更先の後ろを振り返り、目視確認をして
車線変更を開始しましょう!
この時、3秒待てない人は
「車線変更先に入るタイミングを失っちゃう!」という焦りの気持ちから
3秒前に車線変更を開始してしまいます。
僕もそんな時期がありました・・・
でも待ってください!
ステップ1で周囲の安全確認しましたよね?
この安全確認には
3秒間待った後でも十分に入り込める隙間があるか?
これを確認するためのステップ1なんです。
ステップ1では
こういったことも意識しながらミラーでの確認をしましょう!
ステップ4:車線変更が完了したらウィンカーを消す
車線変更が完了したらウィンカーを消します。
車線変更程度の浅いハンドルの切り方では、
ウィンカーが勝手に消えてくれないことがよくあります。
車線変更後はウィンカーの消し忘れに注意です。
余談ですが、最近のクルマはウィンカーの点滅音が "ピッコピッコピッコ" と
ちょっとまるい可愛い電子音だったりします。
この音、走行中の騒音や車内の音楽でかき消されやすく、
車線変更後にウィンカー消し忘れしているのを良くみます。
特に軽自動車に多い・・・
みなさん気を付けましょう!
6. まとめ
今日は前回に続き、正しいウィンカーの使い方をお伝えしました。
前回の記事でも書きましたが、
できることから少しづつ!
これが安全運転や楽しい運転に繋がると思います。
このブログでは、この記事のように
1記事で1個の技法を改善できるような
教科書的な記事もどんどん発信していきます!
小さなステップですぐにできる実践ばかりですので
興味を持ってくれた方!
ぜひ明日からの運転で実践してみてください!
すこしずつあなたの運転が楽しい方向に変わるはずです!
それでは今日もありがとうございました!
また会いましょう!
7. 今日のメモ
☑ステップ1:ルームミラー、左右のサイドミラーで周囲安全を確認
☑ステップ2:十分に安全が確保されているのを確認したらウィンカーを出す
☑ステップ3:3秒間ウィンカーをだしたら車線変更
☑ステップ4:車線変更が完了したらウィンカーを消す