運転×旅の教科書

さぁハンドル握って旅しよう!

【長野県松本市】まるで天然水のCM。 上高地 河童橋周辺で北アルプスの大自然を満喫する旅

「水とともに生きる」その言葉の意味が分かった気がした

こんばんは。

 

今日は長野県ドライブへ出発します。

向かったのは岐阜との県境に位置する松本市上高地

 

ここは国指定の特別名勝特別天然記念物の2つの称号をもつ

日本でも珍しい観光地。

 

そこで目にしたのは、息をのんでしまうほどの大自然でした。

いつかテレビCMで見た、天然水のCMのような光景が広がります。

 

高くそびえたつ北アルプスの山脈に囲まれ

透きとおった水が川となって流れていく光景は見る価値あり。

 

そんな圧巻の上高地大自然が少しでも写真で伝わればと思います。

 

上高地環境保護のため一般観光客のクルマの乗り入れは禁止されています。

イカーは少し離れた駐車場に停め、シャトルバスへ乗り換え。

 

ドライブ旅なのにクルマで行けない??

 

少し行くのを躊躇してしまいそうな方々のために

駐車場~上高地までのバスの使い方も含め

上高地に行きたくなるガイドをさせていただきます。

 

  • 長野県へお出かけ予定の方
  • 雄大な自然を満喫したい方
  • 澄んだ水で喉もココロも潤したい方
  • 上高地までのアクセスを知りたい方

 

ぜひ最後までお付き合いください。

 

それでは大自然満喫旅へ出発です!



■目次

 

1. 上高地

上高地が観光客向けに開放されているのは4月中旬~11月中旬まで。

4月と11月のどこかの日にちに行く予定の方は

公式サイトでその日が開放されているかを調べましょう。

 

www.kamikochi.or.jp

 

1.1 アクセス

上高地へは直接マイカーでは直接行けません。

松本方面から、国道158号線沿いの沢渡(さわんど)駐車場エリアに

クルマを停めて、シャトルバス or 定額運賃タクシーへ乗り換えます。

 

上高地へ向かう際は、カーナビでこの住所を入力してください。

 

  • カーナビ入力:長野県松本市安曇(あずみ)4466

 

ナショナルパークゲートという沢渡エリアのバスターミナルの住所です。

この周辺に上高地観光客用の駐車場がたくさんあります。

 

1.2 駐車場 

■沢渡駐車場エリア

  • 駐車可能台数:合計2000台
  • 駐車料金:普通車700円/日
  • 駐車場の使いやすさ:★★★★★

基本的にどこの駐車場も広くて使いやすいです。

 

長野道松本ICを降りて走ること1時間。

沢渡(さわんど)大橋を越えると

上高地へ行く観光客向けのマイカー駐車場エリアがあります。

 

ここではわかりやすく「沢渡駐車場エリア」と呼びましょう。

 

沢渡駐車場エリアは

国道158号線沿いに駐車場がいくつも点在しているエリアのことで

ここのいずれかの駐車場にクルマを停めることができます。

 

↑でご紹介したカーナビ入力住所は

その内の1つ「ナショナルパークゲート」というバスターミナルの住所です。

 

もちろんここへクルマを駐車しても良いですし

周辺は駐車場が何か所もわかりやすく点在しているので、好きなところを選べます。

 

僕はさわんど大橋駐車場にクルマを停めました。

さわんど大橋駐車場

 

駐車場へクルマを停めたら、交通整理の人に駐車場利用料金700円を支払います。

 

どこの駐車場に停めても、上高地までのバスの運賃や駐車料金は変わりませんので

空いていて停めやすいところが良いでしょう。

 

駐車場の点在マップは公式HPから確認すると分かりやすいです。

www.kamikochi.or.jp

 

1.3 駐車場にクルマ停めたらシャトルバスかタクシーへ乗り換え
  • シャトルバス料金:片道1300円 (往復券:2400円、小学生は半額)
  • 支払方法:現金のみ
  • バス運行時間 30分間隔
  • 上高地までの乗車時間30分程度
  • 帰りの最終バス16:55 (2022年9月現在)

 

クルマを停めたら、徒歩圏内に必ず上高地行きのシャトルバス乗り場があるので

乗車券を買ってバスを待ちましょう。

さわんど大橋 バス停

 

行きのバス停で往復券を買うのがおすすめ。

料金が200円安くなりますし、帰りにまた乗車券を買う手間も省けます。

シャトルバス往復乗車券 2400円



わかりやすい利用方法の公式動画を見つけたので貼っておきます。

www.youtube.com

 

 

さわんど駐車場エリア~上高地までのバス時刻表はこちらから。

 

www.alpico.co.jp

 

もしくはタクシーが待機していますので、タクシーでも行けます。

料金は目的地や人数などで細かく分かれているので、こちらをご参照ください。

 

www.kamikochi.or.jp

 

バスは30分に一本の割合で運行していますが

僕が行ったときは15分くらいで次のバスが来たような。

 

観光バスなので快適でした。

荷物が多い人はバス停の係員さんに声をかければ

バスの荷物室へ預けることができます。

上高地行きシャトルバス

 

帰りは上高地バスターミナルから

沢渡駐車場方面行のバスが出ていますので

バス停で並んで待ちます。

上高地バスターミナル 帰りはここからバスへ乗る

 

1.4 シャトルバス利用の注意点
  • 乗車券をなくさないように

行きに往復券を買った方は、帰りのバス乗車の際もその券を使います。

また帰りのバスを降りるときに、乗車券を運転手さんが回収するので

バスを降りる時まで無くさないようにしましょう。

 

  • 帰りの最終バスの時間を確認

帰りのバスの最終便の時間に注意です。

2022年の時刻表だと、沢渡駐車場方面行きの最終便は16:55です。

 

  • 自分が行きに乗ったバス停を覚えておく

これは自分も焦りました。

 

行きの便は、上高地というわかりやすい行先があるので迷わないのですが、

帰りの便は自分が行きに乗車したバス停で下車することになります。

 

この時、自分が行きに乗車したバス停の名前を把握しておかないと

帰りにどこのバス停で降りたら良いのかが分からなくなります。

 

帰りのバスが停まる沢渡駐車場エリアのバス停は全部で5ヶ所。

 

・さわんどバスターミナル

・さわんど大橋

・さわんど岩見平

・茶嵐

・さわんど公園足湯前

 

行きに自分が乗車したバス停の名前を覚えておいてください

 

夕方に歩き疲れて

自分のクルマへ戻れなくなった・・・なんてことは避けたいので。

 

 

2. 上高地バスターミナル~河童橋

沢渡駐車場からバスに揺られること30分。

上高地のバスターミナルへ到着です。

終点 上高地バスターミナル

ここでは、飲食店や観光案内所、トイレなどがあります。

 

上高地のメイン観光地なる河童橋までは

川沿いを歩いていくのがおすすめです。

 

ここのバスターミナルから河童橋までは300m。徒歩6分程度です。

 

川沿いの遊歩道は歩きやすい


上高地バスターミナル~河童橋までの道は、整備されていて歩きやすいです。

 

僕は川に足を浸けたかったので、クロックスを履いていきましたが

何も問題ありませんでした。

 

川をながめながら、のんびり歩きましょう。

 

もうこの時点で、川の透明度におどろきですね。

到着早々、絶景の予感

3. 上高地の澄んだ水と北アルプスの山々

3.1 河童橋

河童橋へ到着。

河童橋

 

この橋は梓川(あずさがわ)にかかる吊り橋で

上高地のシンボル的存在です。

河童橋の下を流れる梓川

 

橋の上からは、澄んだ水が流れる梓川

北アルプスの山岳地帯の壮大な景色を見渡すことができます。

梓川北アルプスの山々

 

さっき僕が歩いてきた方角の景色はこんな感じ。

どこを向いても絶景

 

橋の上から見下ろすと、川沿いで楽しむ人たちがいます。

 

というわけで僕も下へ降りてみました。

 

3.2 澄んだ湧水

川原へおりました。

 

梓川の河原

川へ足を浸けるひとや河原にすわりビールを飲むひと、昼寝してるひとなど

それぞれがこの大自然を楽しんでいます。

 

僕も川へ入ってみました。

 

 

冷たい・・・

水はとても冷たいです。体感で10℃くらいでしょうか。

とても気持ち良いです。

 

30秒くらいつけていると、足が痛くなり、感覚がなくなってきました。

それくらい冷たい。

 

この透明度、普段の生活では見られません。

底の石が透きとおった水面に映し出され、かがやいて見えます。

底石が透き通って水面に映しだされる

 

澄んだ水の流れる音と冷たさに心まで洗われます。

 

そして見上げると、北アルプスの山々が「小さいことなんて気にするな!」

と語りかけてくるように雄大な姿を見せてくれます。

いつまでも眺めていたい景色

いつまでもこの世に残っていて欲しい景色。

上高地で素敵な体験ができました。

 

これだけでも満足ですが

にぎわっている河童橋周辺を少しのぞいてみましょう。

 

3.4 河童橋周辺はグルメもお土産も楽しめる

河童橋周辺広場

河童橋周辺は観光の定番スポット。

 

レストランや宿泊施設、お土産屋などが立ち並びます。

トイレもこの広場にあります。

 

湧水が飲める水道場を発見。

 

蛇口をひねると

川のように冷たくておいしい水が贅沢にジャバジャバ出てきました。

 

みなさんここで、空のペットボトルや水筒に水を汲んで水分補給です。

湧水が飲める水飲み場

 

お昼ご飯は、河童橋のすぐ前のレストラン「五千尺キッチン」で食べました。

五千尺キッチン入口

 

記事が長くなってしまうので、上高地で食べたグルメは別記事で掲載します。

楽しみにしていてください。

 

ちょっとだけメニューを。

五千尺キッチン メニュー

 

橋の反対側にもお土産屋さんやカフェがあります。

河童橋周辺のお店をめぐるだけでも充分に楽しめますね。

上高地レストステーション

 

山も川も食べ物も満喫。自然の雄大さを感じられた良い一日でした。

 

ちょっと寂しいけど上高地の絶景に別れを告げ、上高地バスターミナルへ。

帰りのバスに乗車します。

遊歩道を通ってバスターミナルへ

駐車場に到着。上高地すごかったです。来年も絶対来ると決めました。

 

さぁここから高速の入り口松本市まで、素敵なドライブがまた続きます。

おうちへ帰ろう!

さわんど大橋バス停に到着

5. まとめ

みなさんいかがでしたでしょうか?

 

今回は2022年9月の上高地をご案内させていただきました。

 

ドライブ旅の人気スポットなのに目的地はクルマで行けない。

 

ちょっと特殊な観光地のため

バスの乗車方法などを説明させていただき長くなってしまいました。

 

クルマを駐車場に停め、バスに乗る必要があるということで

少し行くのに躊躇してしまう方もいるかと思います。

 

それでもぜひ行ってみてほしいです。それだけの価値がある場所です。

 

イカーで行けない=徹底した環境保全

 

実際に行き、あの雄大な自然を目のあたりにした時にきっと

ここまで頑張ってたどり着いた自分を褒めたくなります。

 

それでは次回、上高地グルメをご紹介します。

 

いざ上高地へ!楽しいドライブとバス旅を楽しみましょう。

 

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